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スティーブ・ジョブズ -Apple-

こんな人

スティーブ・ジョブズは1955年に生まれました。
ジョブズは誕生する前から養子に出されることが決まっており、ジョブズ夫妻に引き取られました。
その後、1972年にはリード大学へ進学しました。

大学生の頃にはユダヤやキリスト、アニミズム思想などに心酔したため、大学の構内を裸足で歩いたり、お風呂に入らないこともあったそうです。
結局、大学を半年通ったのですが興味のない科目を履修することに抵抗感を示し中退しました。
ただし、中退後も興味のある科目は聴講していました。

インドに行って導師に会いたいと考えていたため、お金を稼ぐためにアタリ社を訪問しました。
その時には、雇ってもらうまで帰らないと言って、それが創業者に気に入られたためにそのままエンジニアとして採用されました。
後に、仲間と共同してコンピュータを開発して、それを自分達で売り出すことにしました。

そのコンピュータの名前がApple Ⅰです。
それから1977年にはApple Ⅱを販売してそれが大ヒットとなりました。
アップル社はこれによって有名企業として認知されるようになり、1980年には2億ドルを超えるほどの資産を手にしました。

1984年にはMacintoshの販売を開始したのですが、これは失敗しました。
その後、ジョブズは会長職以外のすべての仕事を1985年に剥奪されてしまいました。
そのため、ジョブズはアップル社の株を売却して、OSの開発やピクサー・アニメーション・スタジオの設立などを行いました。

1996年になると苦しんでいたアップル社がジョブズの設立していた会社を買収したため、ジョブズはアップルに復帰しました。
ジョブズは筆頭株主となったため、この時に経営陣のほとんどを辞任に追い込みました。
それからはジョブズが中心となってアップル社はどんどん発展していきました。

ジョブズの功績

上記のような人生を歩んできたジョブズなのですが、それでは彼はどのような功績を残したのでしょうか。
まず評価されるべきことはアップル社を設立したということでしょう。
ジョブズがアップル社を離れていた時期もあるのですが、アップル社は現在でも世界を代表する企業となっており大きな影響力を有しています。

ジョブズは常識破りなアイデアを次々と考え出していき、それが世に出ることによって、世界は大きく変わりました。
きっと、ジョブズという存在がいなければ、現代は違った時代になっていたかもしれません。
たとえば、デスクトップコンピュータやノートパソコン、iPod、MacOSなどの特許や意匠登録の数は300件以上となっています。

ジョブズは優秀な経営者であっただけではなく、エンジニアとしても優れていました。
彼によって生み出されたアイデアの数々は次々と実現しており、それらが現在のアップル社を今でも支えているのです。
今でも世界中に大きな影響力を与え続けています。

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ビル・ゲイツ -Microsoft-

誰もが憧れる存在

ビル・ゲイツといえばビジネスの世界では最も成功した人物の一人といえるでしょう。
世界長者番付においては10年以上もトップに君臨し続けたことがあり、個人資産は日本円に換算すると6兆円を超えます。
誰しもが憧れる存在であり、その生い立ちや成功した秘訣などは誰もが知りたいことでしょう。

ビル・ゲイツはシアトルで生まれて、裕福な家庭で育ちました。
小学校を優秀な成績で卒業して、中学になるとコンピュータに興味を持つようになりました。
高校生の時には友人とともに会社を創業してさまざまなソフトを開発しました。

その後、ハーバード大学へ入学して、法学を專攻していたのですが、勉強には熱中できなかったそうです。
小説を読んだり、ポーカーをして遊んだり、これからの人生のことについて考えていました。
1975年にはBASICの移植を実現させて、マイクロソフト社を創業しました。

大学を休学して、アルバカーキに引越しをして、そこで会社を立ち上げたのです。
その後は、MS-DOSの開発をしたり、Windowsの開発をしたことによって、ビルゲイツの名前は世界中に知られることになりました。
当初はMacの方が優位だったのですが、1990年代の後半になると世界でナンバーワンの市場占有率となり、この業界でトップとなったのです。

マイクロソフトのCEOとしての立場は2000年の1月にバルマーに譲りました。
現在はテクノロジーアドバイザーとして活躍しています。

ビル・ゲイツの功績とは

ビル・ゲイツがすごい人であることは多くの人が理解しているでしょう。
しかし、具体的に何をしたからすごい人であるのかを正確に分かっている方はあまりいないのではないでしょうか。
まず、ビル・ゲイツというのはリアリストであり、実用的なものを次々と世に出しました。

たとえば、MS-DOSというのは実務能力がとても優れています。
当時の技術水準でできることをすべて可能にしたといえるでしょう。
あくまでもコンピュータは人間が使うための道具であると考えて、実用を最優先にしていたのです。

そのような商品が市場で高く評価されるのは当たり前のことでしょう。
だからこそMS-DOSやWindowsは世界中で高く評価されました。
一部の方にとってはマックの方が優れているという意見もあります。

Windowsはアップル社のパクリではないのかと考えている方もいるでしょう。
最初にこの世界を開拓していったのはスティーブ・ジョブズだったのですが、それを真似て、より現実的なものを多く生み出していったビル・ゲイツの方が結果的に大きな成功を収めたのです。
ビル・ゲイツの生み出したものはすべて大衆的なものであり、一部の方にとってはつまらないものかもしれませんが、世の中のほとんどの方は実用面を重視しているため、マイクロソフト社の製品は受け入れられたのです。

もちろん、ジョブズもこの世界の成功者であることには違いありません。
ビル・ゲイツとジョブズは単に方向性が違うだけであり、異なる思想に基づいたビジネスモデルを打ち出したのです。

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