仕事を辞める前の心構え

転職とはまた別のものである

起業をするためには当然今の仕事を辞める必要があります。
最近は新入社員が3年以内に辞める割合が3割近くあり、積極的に転職をすることも推奨されています。
そのため、会社を辞めることそのものはそれほど大きなことではなくなりました。

しかし、転職のために会社を辞めるのと起業のために会社を辞めるのとでは意味合いが大きく違います。
起業というのはそれほど軽いものではなくて、自分の人生をかけて行うべきことだからです。
何の保証もなく、これまでは会社から守ってもらえた存在だったのが、これからは自分の力のみで困難な状況を切り抜けていかなければいけません。

そのため、これから起業のために退職しようと考えている方はきちんと覚悟を持つことが大切です。
そのような覚悟が自分には欠けていると思う方は起業をするべきではないでしょう。
自分が起業をすることで成功するかしないかは誰にも分かりません。
しかし、簡単な道ではないことは事実であり、そのことを認識するべきでしょう。

仕事を辞める前に知っておくべきこと

これから仕事を辞める前に知っておくべきことをいくつか紹介します。
まず、あなたが現在会社で稼いでいる給与分の価値をあなたが起業して生み出すことはとても大変であると理解しましょう。
たとえば、あなたが50万円の給与を稼いでいたとしても、それはあなただけの力で実現したわけではないのです。

会社という大きな組織の中で、それぞれに役割分担が決められており、会社全体として効率よく利益を得るための一つの歯車としてあなたが動いているからこそ、給与を得ることができるのです。
これから起業するということは、価値を生み出すためのすべての過程にあなたが関わらなければいけません。
付加価値を生み出すためのさまざまな工夫をして、実際に多くの売上を稼げるようになって、初めてあなたは現在の給与と同じ価値を生み出すことができるのです。

起業をするということは、時間がかなり重要となります。
時間の価値を深く意識して行動しなければいけません。
サラリーマンであれば、多少何もしない時間があったとしても、他の社員が働いているため問題ありません。
起業をするということは、あなたが動かなければ会社はまったく動かないのです。

あなたが一日でもさぼってしまえば、どんどん会社の価値は落ちていきます。
そのため、あなたが先頭に立って常に会社を動かしていくための行動を取る必要があるのです。
やるべきことを明日やろうという先延ばしは絶対にいけません。

起業をするからには、これから休みは一日もないと覚悟をして、常にまっすぐ前に進んでいきましょう。
明日できることでも今すぐにやる行動力を持つことが起業家にとって重要な要素となります。