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ポータルサイト

インターネットを利用する時や、インターネットの話をするときに、頻出する単語にポータルサイトというものがあります。
ここでは、ポータルサイトについての説明と、ポータルサイトを運営している会社のビジネスモデルについて紹介します。

ポータルサイトとは

インターネットを利用しようと考えた時、私たちはほとんどの場合、パソコンやスマートフォンにインストールされているインターネットブラウザを利用することになります。
そして、そのブラウザを立ち上げた時に、最初に表示されるウェブページのことをポータルサイトと呼称します。
ポータルサイトをアルファベットで表記するとpotal siteですが、このpotalは港を意味するportが派生してできた単語です。
つまり、ポータルサイトとは、ネットサーフィンするときや必要な情報を集めるためにネットの海へ飛び出す際の港となるべき場所という意味を持つのです。

このため、ブラウザを立ち上げた際に表示されるページには、検索エンジンや、ニュース、ショッピングサイト、メールシステムなどのサービスを提供する窓が開かれており、目的に応じてこれらを利用することで、インターネットの情報にたどり着くことができるようになっています。

また、近年には、情報を集約しているサイトのトップページのことをポータルサイトと呼ぶこともあります。
この場合には、そこへたどりついてからさらに任意の情報ページへとアクセスすることが可能な、ジャンル毎の港という意味合いを含むことになります。
これは、ブラウザにブックマークの機能が付いたことや、スタートページを好きなページへ設定することができるようになったことも一因となっています。

ポータルサイトのビジネスモデル

ポータルサイトの運営で収益を稼ぐ場合、いくつかのビジネスモデルを考えることができます。
また、他のサイト運営と違い、ポータルサイトは莫大な量のコンテンツを持ったサービスの提供や、その質が問われるために運営をするのにどうしても人手やコストがかかるようになります。

このため、ポータルサイトを運営している会社の多くはその他にも独自のサービスを展開していることが多いです。
日本での、ポータルサイト大手というと、Yahoo!Japanが思い浮かぶと思います。
このサイトでは、辞書サービスやメールサービス、知恵袋などの掲示板サービスなど様々なコンテンツを有しており、さらにサイバーモールの、ショッピングサイトやオークションなど、その利便性から利用者が増える仕組みを持っています。

ここで、収益を上げるためには、サイト内に表示させる広告や連動するショッピングサイトを立ち上げてそこから利用料を取ることなどで、利益を得ることができます。
つまり、ポータルサイトは、その利便性を高めるためにコンテンツを充実させる必要がありますが、さらにそのコンテンツから利益を得るようなシステムが一般的なビジネスモデルとなっているのです。